歯を失う原因42% 歯周病について

01-02 (1)歯と歯ぐき(歯肉)のすきま(歯周ポケット)から侵入した細菌が、歯肉に炎症を引き起こし、さらには歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてグラグラにさせてしまう病気を歯周病といいます。
以前は歯槽膿漏と呼んでいましたが今では歯周病が一般的です。

むし歯と異なり痛みが出ないことの方が多いのが特徴で、気づかないうちに進行し歯肉からの出血などが起こった後、歯が自然に抜け落ちるほど重症になることがあります。歯を失う80%以上の原因は歯周病もしくはむし歯によるもので、比較的若いうちはむし歯で失われる場合が多く、残った歯が少なくなるにつれて歯周病で失われます。

抜歯の主原因(全体)と抜歯の主原因別にみた抜歯数(年齢階級別、実数)

h-04-002-1 ※厚生労働省 メタボリック症候群が気になる方のための健康情報サイトより抜粋

歯肉炎の特徴shutterstock_129331361
歯肉炎では殆ど痛みを感じないことが特徴です。
罹っていることに気がつかないことが多く、歯肉の痛み、腫れや出血が出る場合は、歯周病がかなり進んでいる状態ですが、この状態では、治療を行わなくても自然治癒力によって治ってしまうこともしばしば有ります。

歯周炎の特徴

歯周炎は生活習慣病の一つとして取り上げられています。
病状が進み歯周炎に進行してしまうと適切な治療を行わないとさらに悪化することが一般的です。歯周炎も明確な自覚症状が現れないうちに重篤な症状を起こすことが多いためで、その進行はまず、プラークや歯石の付着、歯列の異常、歯ぎしりなどにより歯周ポケットが形成されます。やがて歯槽骨が溶かされるため、歯がグラグラ動き出し、最終的には抜け落ちてしまうこともあります。また、その過程ではポケットからの排膿、腫脹(しゅちょう:はれ上がること)などが起こります。