インプラント治療の負担について

01-02 (r)歯が抜けた時の治療選択肢として、インプラント治療は現在では最も優れた治療法であることは間違いないことですが、良いことばかりではありません。
今回はインプラントが患者様にかける負担についてご案内させて頂きます。

インプラント治療は、見た目が良くなる、自分の元の歯のように噛めるといった良い面ばかりを想像されている方もいらっしゃると思います。しかし、インプラント治療は、顎の骨を削って金属のネジ(インプラント体)を埋め込む外科手術が必要であり、それによる体への負担があります。インプラント治療のメリットだけではなく、負担・デメリットも理解したうえで治療を始めましょう。

外科手術が必要
インプラント治療は通常、歯茎を切開して、歯槽骨に人工歯根を埋め込むための穴を開けなければなりません(歯茎を切開せずに直接穴を開ける方法ができる場合もあります)。
治療法によって切開手術が1回(1回法)で済む場合と、2回(2回法)行う場合があります。
いずれも麻酔を伴う手術が必要になりますので体への負担がかかります。

治療期間が長い
入れ歯治療と比べると治療期間は長くなります。
実際のインプラント治療では、インプラント体(人工歯根)を骨に埋め込み、結合するまでに時間がかかります。
その間は仮歯を装着できますので、生活に支障はきたしませんが、骨と結合するまでに数カ月が必要です。
インプラント体が骨と結合すればアバットメントという人工歯を支える台を連結させて、上部の人工歯冠を装着し治療が終了します。治療終了までには3カ月から1年程度かかってしまいます。

治療後のメンテナンスが必要
治療終了後はインプラントの状態や歯周病などにかかっていないかなど定期的にメンテナンス必要です。
これは天然歯でも同様に定期検診を受ける必要がありますのでデメリットではないかも知れませんね。

自費治療で費用がかかる
入れ歯やブリッジは保険診療の適用できるものもありますが、インプラント治療はすべて自費治療です。
1本30万円程度以上の費用がかかります。また、糖尿病などの持病が有れば治療できない場合があります。