インプラント治療について その3

事前治療はインプラント治療には必須です20151120
お口の中に何らかのトラブルや疾患がある場合は、インプラント治療を行う前に治療を行います。歯を失う原因のトップは歯周病で、次にむし歯が挙げられます。特に歯周病は40歳以上の日本人の80%以上が罹っていると言われ、進行すると抜歯に繋がるので必ず治療が必要です。

インプラント治療の失敗例として最も多い事例は、歯周病の事前治療を怠った事から治療後にインプラント周囲炎に罹る事です。
むし歯や歯周病を残したままインプラントを埋め込むと、これらの細菌が周囲の組織を破壊して行くので早い段階でぐらつき、噛み合せがズレたりして長持ちしないという結果に陥りかねません。

むし歯は勿論ですが歯周病も治療すれば治ります。歯茎の退縮が有る場合でも再生治療で復元出来ます。治療基本は歯垢や歯石の除去と正しいブラッシングです。歯科医院での専門的治療と患者様自身のケアが必要です。

歯周病が中程度以上なら、麻酔をしてスケーラーという器具を歯周ポケットの奥まで入れ、歯根に付着している歯垢や歯石を取り除きます。仕上げは歯周病菌が付着し難くなる様に歯根表面を滑らかにするルートプレーニングを行います。
歯石が深く侵入している場合は歯茎を少し切開して除去治療を行う事も有ります。
歯茎がぶよぶよして出血する状態でも、治療と歯磨きケアで徐々に引き締まるのが判ります。
歯周病を確実に治療する事がインプラント治療成功への重要なポイントです。

事前治療が完了すればいよいよインプラント手術を行います。
インプラント手術は1回法・2回法・無切開無痛手術があります。