大阪の皆さまへ 天然の歯は大きな圧力に耐えられる構造をしています。

天然の歯で噛む時の圧力は相当なもので、食事中うっかり舌を噛んで、その痛みと出血で噛む力の凄さを知る事が有りますよね。shutterstock_118859743

噛む圧力は20~30歳の男性の奥歯で約60kg、女性でも約40kgも有ると言われています。食事中の咀嚼では、力いっぱい噛むわけでは有りませんが、食事のたびに何十回、何百回と咀嚼を繰り返すため、歯にはたくさんの負荷がかかっています。

天然の歯には、こうした負荷に何十年も耐えて行ける様な構造や機能が備わっています。
入れ歯やブリッジでは天然歯程の耐久性が有りません。
これは、天然歯と入れ歯に構造上の大きな違いが有るからです。

それだけに1本でも歯を失うと、噛む力も大きく失われてしまいます。
たとえ入れ歯治療をしても、今までと同じ様な食事が出来ない、という悩みを持つ人が多い様です。入れ歯は失った歯の歯茎の上に人工の歯を装着する仕組みで、歯冠部分だけを復元させるものでしっかり固定されていないので、ずれたりグラグラして使いにくかったりします。
ブリッジでは、歯根のある周囲の歯を土台にしますが、失った部分の歯は、やはり歯冠のみで、さらに土台となる歯は大きく削る必要が有り、失った歯の部分にかかる力まで負担する必要が有り、歯の寿命を縮めてしまう欠点が有ります。

例えば、天然の歯の噛む力を100%とすると、入れ歯の場合は30%程度にまで落ちてしまうと言われます。これは、天然歯と入れ歯に構造上の大きな違いが有り、骨で支える天然歯は圧力に耐える機能が高く、歯茎の中に埋まっている歯根と、外から見える白い歯冠の二層構造でできています。歯根は歯茎の奥にある歯槽骨(顎の骨)に固定されているため、高い圧力がかかってもグラつく事が有りません。

この歯根はセメント質で覆われていますが、さらに歯槽骨とセメント質の間には歯根膜が張られていて、噛むときの力を分散させるクッションのような役割を果たしています。
この様な構造で歯や骨の負担が抑えられる事も有り、硬いものを噛んで食べる事が可能となるわけです。

一方、インプラントでは天然歯の歯根膜は有りませんが、埋入後のメンテナンスを適切に行えば、耐久性や噛み心地など天然歯とほぼ同様の性能が期待出来ます。